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インフラのないところに企業は来ない~企業の経営者になった気分で考えてみよう!~

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インフラが整っていない地域に、 日々激しい競争にさらされている一般企業が来るはずがありません。 それが数字として現れているようです。 「企業誘致 遠い政府目標」 https://dbs.g-search.or.jp/aps/QCGT/main.jsp?ssid=20190326231442984gsh-ap03 …。 当たり前ですね。 自分が経営者だとしてみましょう。 生産したモノやサービスを誰かに消費してもらわなければ、 所得及び利益は生まれません。 であれば、消費者により近い場所に会社を置きたいと考えるはずです。 近い場所でなくても、 消費者がより多くいる場所に、より便利に到着できる場所を選ぶ はずです。 考えてみれば、当たり前ですね。 政府は声高に 「地方創生!」 を叫びますが、 本当にそれを実現したければ、 交通などのインフラに予算を十分に振り向け、 その整備を進めるのが筋です。 でも、 緊縮財政のせいで全くインフラ整備をしない 。 政府自身が地方創生の足を引っ張っていることがよくわかります。 やはり、緊縮財政を打破しなければ、何も始まりませんね。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 人気ブログランキングに参加しています。ぜひクリックをお願いいたします。 社会・経済ランキング にほんブログ村 【ツイッター】 https://twitter.com/eskun8911nok

現代貨幣理論(MMT)が日本を救う~主流派経済学者が猛烈に批判する理論とは?~

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アメリカの経済学会や政界において、 現代貨幣理論( MMT ) が注目を集めています。 【財政赤字容認論、米で浮上】 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42489020V10C19A3EA1000/ 米国で「財政赤字は問題ない」とする異端の経済政策論が話題になっている。 財政支出拡大を求める民主党左派が支持し、政策当局者や米経済学界を巻き込む論争になっている。2020年の米大統領選も絡んで、大衆迎合的政策で財政規律が緩む恐れもある。 「自国通貨建てで借り入れができる国は財政赤字を心配しなくてよいという考え方は間違いだ」。2月26日、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長はこう言い放った 。議員が「MMT」について質問した時のことだ。MMTはModern Monetary Theory(現代貨幣理論)の頭文字をとった経済理論で、今はネット上のブログなどを通じて拡散している。 徴税権を持つ国が発行する貨幣は、国の信用がその裏付けになるという表券主義に基づく理論とされる。 MMTの支持者は「自国通貨建てで政府が借金し物価が安定している限り、財政赤字は問題ない。政府の借金は将来国民に増税して返せばよい。無理に財政赤字を減らし均衡させることにこそ問題がある」といった趣旨の主張をしている。 提唱者の一人として注目を集めているのがニューヨーク州立大教授の ステファニー・ケルトン氏 だ。16年の大統領選で社会民主主義者を標榜し若年層の人気を集めたバーニー・サンダーズ上院議員のアドバイザーをつとめた人物だ。 ケルトン氏は最近、 ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン氏とネット上でMMTをめぐり論争を繰り広げた。さらにローレンス・サマーズ元財務長官、ケネス・ロゴフ・ハーバード大教授ら著名学者が論戦に参加、論争は熱を帯びている。 主流派経済学者やFRBなどの政策当局者はMMTを異端の学説として強く批判している。長期停滞論を唱え低金利のうちに国債を発行しインフラ整備などをすべきだと主張していたサマーズ氏からみても「危険思想」と映るようだ。同氏は米紙への寄稿でMMTは対外取引のない閉鎖経済でない限り、通貨暴落やハイパーインフレを招くリスクがあると反論した。 サマーズ氏ら主流派は、景気刺激...

「タレント議員」などいりません~客寄せパンダに惑わされる愚かな有権者にはなりたくない~

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当たり前ですが、 政治家のいわゆる 「タレント候補」 など、不要です。 「『タレント候補』は必要か」 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40478060V20C19A1SHA000/ 「青山学院大学が5連覇をしていたらな」 おとそ気分も抜けない1月初旬、自民党議員がこうつぶやいた。学生3大駅伝のうち、出雲駅伝と全日本大学駅伝の2冠を達成した青学大が1月2、3両日の箱根駅伝で2位に終わったことを残念がっていたのだ。それは、なぜか。 青学大を箱根駅伝で4年連続優勝に導いた陸上部長距離監督の原晋氏に対し、今夏の参院選の候補者になりうる人物として熱い視線を送っていたからだ。 今年の箱根駅伝は、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が往路で30.7%、復路で32.1%と、日本テレビ系で中継が始まって以来、往復ともに過去最高を記録。人気の高まりに比例し大学側にも入学志願者増などの経済効果をもたらす。青学大を制して創部59年、46回目の出場で初優勝した東海大学の広告効果は「数十億円を超える」(大学関係者)そうだ。 政界でもこうした効果に着目し箱根駅伝での優勝校の監督へのラブコールとつながる。知名度の高さによる集票力への期待という点では、青学大の原監督も広い意味で「タレント候補」といえると思うが、そもそも票が見込める人物が即、政治家としてふさわしいとみなしていいのだろうか。 (後略) …。 この記事を読んで、改めてそう感じました。 確かに、知名度のある候補がある政治トピックスにスポットを当てることで、 一般の注目度が高まるという、極ごく一定の効果はあるでしょう。 しかし、タレント候補が政治家に必要な 「目の前の民を安んずるために、地道な実践を繰り返す」 なんて行為ができるでしょうか? できるはずがありませんね。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 人気ブログランキングに参加しています。ぜひクリックをお願いいたします。 社会・経済ランキング にほんブログ村 【ツイッター】 https://twitter.com/eskun8911nok

近所の喫茶店が閉店~デフレの長期化で個人経営の飲食店は絶滅危惧種に!?~

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先日、 私の家の近くにある、 お気に入りの喫茶店が閉店 しました。 何だろう、この喪失感。 今の町に越してきて、約3年。 毎週通っている時期もありました。 それほど、落ち着いて過ごせる場所でした。 閉店を知ってまず考えたのは、 「これも、デフレ不況のせい?」 私もかなり病んでますね💦 閉店の理由を知るすべはありませんが、 どうか、 年齢など、経済的な理由以外で閉店を決めたことを願いたいですね。 でないと、 「また、経済政策の失敗でこうした地域のお店が潰れたのか…」 と、落ち込んでしまいます。 またいつか、あのお店のコーヒーが飲みたいですね。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 人気ブログランキングに参加しています。ぜひクリックをお願いいたします。 社会・経済ランキング にほんブログ村 【ツイッター】 https://twitter.com/eskun8911nok

異色の対談「山本太郎×安藤裕」~反・緊縮財政に向けて、左(リベラル)右(保守)で共闘せよ!~

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現在、 動画サイト 「YOUTUBE」 において、 政治家による異色の対談動画 がアップされています。 その組み合わせは…なんと! 「安藤裕×山本太郎」 !です。 「安藤ひろし×山本太郎『党派を超えて【反緊縮】を拡大せよ!』」 https://www.youtube.com/watch?v=2diD4PaBxYI …。 与党と野党の政治家が対談すること自体珍しいかと思うのですが、 それにしても、 「保守」政党に籍を置く安藤氏 と、 「反・原発」を明確に掲げるなど、 「リベラル」色の強い山本氏 が対談するなんて!笑 彼らをつなぐのは、 消費税増税反対に代表される「反・緊縮財政」 です。 動画を少しでも観てもらえれば分かりますが、 意外や意外(失礼!) 山本氏も、経済・財政について正確に理解されています。 動画でも言われている通り、 デフレが続き、20年間も国民が貧困化している「危機」に対抗するのであれば、 保守もリベラルも関係ない! ってことでしょうね。 であれば、 我々も一枚岩になり、 緊縮財政に反対しましょう! ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 人気ブログランキングに参加しています。ぜひクリックをお願いいたします。 社会・経済ランキング にほんブログ村 【ツイッター】 https://twitter.com/eskun8911nok

「考えるヒント」で考える~???なタイトルに惹かれて手に取った本について~

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先日、 中野剛志氏が2010年に著した 「考えるヒントで考える」 という本を読みました。 この本は、 文芸評論家の小林秀雄氏の講演やエッセイなどを集めた本 「考えるヒント」 を基に、 中野剛志氏がこれまでどのようにして、 学問や知性、政治などを考える「ヒント」を得てきたかをまとめた本 です。 …。 私の頭で全てを理解できているかはわからないですが…。 この政治的にも経済的にも混迷を極める時代に、 政治について、考えさせられる部分がありました。 それは、、、 「救い難いほどに堕落した大衆民主政治にありながら、絶望することなく政治を考えるヒントがある」 とした上で、 「そのような危機と対峙できるのは、 日常生活で培った経験をもとに、どう行動すべきかを考え、 どのような絶望的な状況に置かれても、 目の前の民を安んずるという「先王之道」を行くと決めた人だ。」 という部分です。 この認識が当てはまるのは、 何も政治家に限りません。 我々一人一人が、 日常から得た実践をもとに、 この世界を生き抜いていくためには、 どうすべきかを考え、 行動していくことが必要なのではないでしょうか? 逆に言うと、 それがあまりにもできていないから、 我が国の政治や経済は行き当たりばったりになっている。 しかし、 中野氏が紹介されている通り、 小林秀雄は、上記のような先王之道を行くと決めた人は、 「そういう人々は隠れているが至るところにいるに違いない。私はそれを信じます」 と発言されています。 とても勉強になった本でした。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 人気ブログランキングに参加しています。ぜひクリックをお願いいたします。 社会・経済ランキング にほんブログ村 【ツイッター】 https://twitter.com/eskun8911nok

「日本的なモノ」が壊れた日本~市場原理主義が日本の原風景を壊す!?~

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このGWに、 京都に行ってきました。 せっかく足を運ぶので、 「友達と飲み歩いて楽しかった!」とか、 「観光名所がいいところだった!」など、 誰もが抱く感想だけではなく、(もちろんそれも大切) 「京都に暮らす人々の 〝生活の空気感〟 」を味わいたいなと思っていました。 そのために、 電車だけでなく、 より乗客と距離が近いバスを利用したり、 街並みを見るために、 あえて徒歩で移動したりしました。 そこで見えてきたことが、いくつかありました。 まず1つは、 バスに乗っていた時のこと。 あるご老人が、 なんと外国人観光客に英語で話しかけていました。 しかも、かなり気さくな感じで。 会話の内容は、たわいのないものでしたが、 それでも、すごい! 私にはできません。 「英語は話せないんだから」と 凝り固まっている自分が少し恥ずかしくなりました…。 そしてもう1つが、 タイトルにある通り、 「日本的なモノ」 についてです。 京都市内には、多くの商店街がありました。 商店街というと、 どうしても、 「寂れた、時代遅れのもの」 というイメージが付きまといます。 京都では、 場所によって若干の差はあるものの、 ある程度の賑わいがまだ存在していました。 「●●さん、おおきに。」 「最近、お宅の景気はどんなですか?」 こういった、お客さんや隣のお店の店主との会話を、 私は初めて実際に耳にしました。 なぜだかわかりませんが、 何となく、心が温まる思いでしたね。 そして、住宅街を見渡すと、 回覧板に加えて、防火用の水が入ったバケツが置いてある家がたくさん。 「あぁ、昔はこうした他の住民とのつながりが大切にされていたんだなぁ」と感じ、 少し大げさかもしれませんが、 〝地域社会の息遣い〟のようなものを感じることができました。 めでたし、めでたし…。 とはならず、 ある疑問が浮かびます。 それは、「そういった地域社会はなぜ壊れてしまったのか?」 ということです。 我が故郷では、すでに商店街は寂れてしまっています。 ...