〇〇と政治家は使いよう?






10月末の総選挙の結果、国民民主党がキャスティングボートを持つことになり、
「手取りを増やす」ための減税の議論が連日報道されています。


その際によく名前を耳にするのが、
自民党の宮沢洋一税務調査会長です。


これまで、わが国の税制をどうするのか決める、という極めて大きな権限を手中に収め続けてきた人物だと言えるでしょう。


ていうか、これまでそんな権限を独占し、議論をせずに決めてきたことが異常。。
財務省から降りてきた、財務省の意向に沿った税制案をただ了承してきただけのようです。


日本の緊縮財政政策を支え続けてきた人物ですね。。


その宮沢氏ですが、トップに掲載しているような画像がネットで出てきました。
なんと、宮沢氏が増税に反対しているではないですか…!


一瞬目を疑いましたが、どうやら自身の支持基盤を支える業界団体でのパフォーマンスの一幕のようです。
政治家としては、自分の味方が不利になる税制には反対する。例えそれが普段の振る舞いや考え方と違っても。。


宮沢氏としては、自身の当選のためには当然の振る舞いでしょう。


結局、票にさえなれば政治家なんてそういうモノということを私たちは理解する必要があると思うのです。


自分にとってメリットがない相手に、政治家は向き合いません。


つまり、政治家に言うことを聞かせたければ、自身が票になることを政治家に示す。
それがなかなか難しいのですが…。


〇〇と政治家は使いようです。



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