英語教育への違和感~一にも二にも、まずは日本語教育を~
先日、電車に乗っていた時、こんな会話が漏れ聞こえてきました。
「英会話教室の体験イベントに付き合いで子どもと旦那を連れて行ったとき、帰ろうと思ったら営業?セールスマンの勧誘がとにかくしつこかった…」
なるほど、これは押し切られて契約したのかな?と思っていると…。
「営業マンが『これからは英語の時代。幼少期から英会話教室に通うなんて普通ですよ!』なんて言葉でグイグイ来たけど、旦那が一言『日本語もままならないうちに英語を学ぶなんておかしい。うちの子にはまず日本語をしっかり学んでもらうつもりなので結構です』と伝えたら、あきらめてその営業マンは離れていった笑」
なんて痛快な返しかつ、的を射た考え方(私的に)でしょうか。。
私もまずは日本語を学ぶのが大切だと思います。
数学者の藤原正彦氏も「一に国語、二に国語、三、四がなくて五に算数、あとは十以下」と話しています。↓↓
https://www.chichi.co.jp/web/20220705_hujiwara_masahiko/
数学者がですよ?
考えてみたら当たり前のような気がします。
だって、数学に限らずですが、学校で習うあらゆる科目の問題文は日本語で書かれているのですから。
日本語を学ぶということは、学問の基礎を鍛えるということであり、自分以外の人(家族も含めてすべての他人)と自分をつなぐものです。
だって、日本語が通じなければ他人と連携・協力することなんてできないのですから。
かつて、アジアを植民地支配した欧米列強は、被支配国の言語を奪い(母国語の使用を禁止)、連携することを防いでいたことからもよくわかりますね。
あれ?幼少期からの英語教育を鼻息荒く進めて、母国語を躍起になって捨てている島国が極東にありませんでしたっけ?
まぁ、その国は植民地になりたいんでしょうね。哀れ。
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