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5月, 2024の投稿を表示しています

本当の豊かさと政治が守るべきものとは?~尾道の街並みが醸し出す雰囲気から考える~

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※おことわり 今回の投稿は経済成長を否定するものではありません。むしろ成長を志向するものです。 先日、広島県の尾道市を訪れました。 昔から、この街が醸し出すレトロで温かい雰囲気が好きです。 レトロはともかく、なぜこの街からはどことなく温かい雰囲気を感じるのでしょうか? それは、全くの私見ではありますが、この街では小規模でありながらもいわゆる「地元の商店」がいきいきと営業を続けているからではないでしょうか? 尾道市の商店街には、居酒屋、カフェ・喫茶店、ラーメン屋、アパレル店、靴屋、クリーニング店…などなど、ほとんどすべてがチェーン店ではなく、恐らく昔から営業を続けてきたであろう、地元の方が経営している店舗が並んでいます。 チェーン店はコンビニくらいでしょうか?(言い過ぎかも知れませんが…) 画一的ではない各店舗独自のつくりと、店舗の歴史の長さ(古さ)が相まって、温かい雰囲気を醸し出しているのではないかと感じます。 彼らは決して大儲けをしているわけではないと思います。 ただ、地元住民が必要とする生活サービスをきっちりと提供し続け、彼らも生業を続けられる程度には売り上げを上げていく。 これが血の通った、人間らしい経済ではないかと思います。 そしてこの街を歩いて(何度目だろうか?)感じたのは、 こうした街や雰囲気こそ、政治が守るべきではないか、ということです。 昨今は消費税増税(インボイス制度導入)に、社会保険料の引き上げ、補助金の縮小・廃止など、小規模事業者、庶民を追い込む政策ばかりが進められています。 価値観は多様であるべきですが、政治家の先生方にはぜひともこの尾道の街を歩いてもらい、自分たちは何を守るべきなのかについて、今一度考え直してほしいものです。 おまけ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 人気ブログランキングに参加しています。ぜひクリックをお願いいたします。 社会・経済ランキング にほんブログ村 【X】 https://twitter.com/eskun8911nok  

結婚支援では少子化は改善しない~なぜエリート(と言われる人)が頓珍漢な政策を主張するのか?~

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以前、「出会いの場を増やすために、同窓会の開催を支援します!」なんて奇妙な政策を打ち出し、全国から注目を集めた(集めてしまった?)岡山県の伊原木知事。 やはり、結婚支援に向けて並々ならぬ熱意で取り組む方針のようです。 「少子化対策ほど20年後30年後の景色を変えるものはない」全国知事会で子育て支援・少子化対策について意見交換【岡山】 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rsk/1166473?display=1 少子化対策などについて全国の知事などが意見を交わすWEB会議が開かれ、岡山県の伊原木知事が、今後、結婚支援をいっそう進めていく考えを示しました。 (後略) その熱意は素晴らしいと思います。 ですが、その方向性はどうでしょうか…。 伊原木知事が息を巻くのは出会いの場を増やすこと。 つまり、若者が結婚しないのは出会いがないからだと考えているんですね。 果たしてそうでしょうか? 【出生数75.8万人の衝撃】日本人がいなくなる!?森永康平氏「岸田首相の政策は的外れ、今すぐ減税・積極財政を」 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/79497 上記の記事で紹介されていますが、2021年の出生動向基本調査によれば「いずれ結婚するつもり」と考えている18〜34歳において男性は81.4%、女性は84.3%おり、結婚願望は広く多くの人が持っているのです。 その一方で、なぜ結婚に踏み切れないのかと言えば、①所得が上がらない・不安定だ、②税負担が重い、というのが理由です。 これを踏まえれば、打つべき政策は明確。 「財政拡大による所得創出と減税」です。 こんなこと、政治・経済素人の私でもわかります。 でも、知事に就くような優秀な頭脳を持つエリートでも、それに気が付かずに的外れな政策を実施する。 なぜでしょうか…? 恐らく、我々と生活空間が違うゆえに、大多数の人たちと認識のずれが生じてしまうのでしょう。 伊原木知事らエリートにとって、所得が低すぎて結婚できない、なんて考えも及ばないのだと思います。 そうした大多数とのずれを持った人が世の中を動かすような中枢を担い続ける限り、我が国の衰退は止まらないと思います。 言論で、今の流れを変えましょう。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――

映画「226」を鑑賞~青年将校たちが実現したかった日本とは?~

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先日、某配信サイトで映画「226」を鑑賞しました。 内容は、タイトルの通り1936年2月26日に発生したクーデター未遂事件である「226事件」を陸軍の青年将校側から描いた作品です。 詳しい映画の評論は専門家に譲りますが、特に印象に残ったのは、クーデターを首謀した将校たちにもそれぞれ家庭という帰る場所・守るものがあり、それでも日本の将来を思い、立ち上がったということが丹念に描かれていることです。 将校たちは、当時相次ぐ恐慌で経済が疲弊し、困窮に追い込まれていた地方を救ってくれない当時の政府、政治家に不信感を募らせ、最終的には殺害という暴力で訴えることになりました。 当然のことながら、彼らの行動を正当化することはできません。 日本は当時も今も民主主義の国。拳や剣ではなく言論で闘わなければなりません。 その一方で私が感じるのは、 彼ら青年将校らは真剣に日本を憂いていたからこそ、家庭をかなぐり捨ててでも決起したのだということです。その方法が間違っていただけで。 今の時代、彼らのように真剣に考えている日本人がどれだけいるでしょうか…? 「田中角栄 100の言葉」という本に書かれていましたが、田中角栄元首相は1960年代、70年代にかけて盛り上がりを見せていた学生運動に対して、「学生運動を繰り広げる若者たちがいる。経験が浅く視野が狭いがまじめに祖国の先行きを考え心配している。若者はあれでいい」という旨の発言をしています。 この考え方は、私は正しいと思います。 あくまで感覚でしかありませんが、1930年代当時よりも日本のことを真剣に考える人が減った今、日本が良い方向に向かっているとは到底思えないのです。 ご興味のある方は、ぜひ一度本映画を視聴してみてください。 キャストの1人、本木雅弘氏は当時某事務所を辞めたばかりということもあり、制作陣に起用するなと圧力がかかったが、それに抗い起用した、なんて逸話もあるそうです。 「映画.com 226」 https://eiga.com/movie/38385/ 解説 昭和11年2月26日に皇道派の青年将校が決起し、元老、重臣らを襲った二・二六事件を描く。原作・脚本は「肉体の門(1988)」の笠原和夫、監督は同作の五社英雄、撮影は同作の森田富士郎がそれぞれ担当。 1989年製作/114分/日本 配給:松竹富士 劇場公開日:1989年6月17日

〝令和の所得倍増〟の現在地~日本人がどんどん貧しくなっていく…~

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岸田首相は、首相就任時に「令和の所得倍増」を掲げていました。 政治は結果が求められます。それこそ「政治は子どもの遊び場ではない」のだから。 果たして結果は…? 実質賃金減少、過去最長に 24カ月連続、2.5%減―3月 https://www.jiji.com/jc/article?k=2024050900270&g=eco 厚生労働省が9日発表した3月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、現金給与総額(名目賃金)に物価の変動を反映させた実質賃金は、前年同月比2.5%減少した。物価の上昇に賃金が追い付いていないため。減少は24カ月連続で、比較可能な1991年以降で過去最長となった。 (後略) 実質賃金が減るということは、所得が減っているということ。 つまり、以前よりも「貧しくなっている」ということです。 なぜ、こんなことになっているのか? それは給料は上がっているものの、それ以上に物価が上がっているためです。 であれば、どんな政策を実施すべきか…? 物価を引き下げる「消費税減税」しかありません。 (もしくは、社会保険料の減免) こんな小学生でも理解できそうなことが、某省庁の権力が強すぎて実行できない(しようとしない)岸田首相及び現在の日本政府。 彼らに政治を任せるのはもう無理だと切実に思います。 減税を訴える政治家・政党が必要です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 人気ブログランキングに参加しています。ぜひクリックをお願いいたします。 社会・経済ランキング にほんブログ村 【ツイッター】 https://twitter.com/eskun8911nok

【新店情報!】中国地方初出店! VS PARK イオンモール広島府中店 7月10日(水)グランドオープン!

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 株式会社バンダイナムコアミューズメントは、屋内“ヤバすぎ”アクティビティ施設「VS PARK イオンモール広島府中店」を2024年7月10日(水)にグランドオープンします。 中国地方、広島県初となる「VS PARK イオンモール広島府中店」には、猛獣逃げきり超短距離走アクティビティ「ニゲキル」や、回転する障害物をよけ続ける「Jump×Jump」などの人気アクティビティをはじめ、全26種類※1のアクティビティを導入します。友だちや家族と全力で楽しむ1日をお過ごしください。 5月14日(火)からは、店舗LINE公式アカウント友だち事前登録キャンペーンを開始しました。7月10日(水)~15日(月・祝)の6日間、通常価格から1,000円引きで遊べるクーポンをプレゼント!また、オープンに先行して7月9日(火)~12日(金)の期間にVS PARKを60分999円でお試しいただけるWEBチケットの予約も開始します。友だちや家族を誘って、オープンをお待ちください! 「ニゲキル」「Jump×Jump」をはじめとした、VS PARK人気アクティビティが大集合!                                        ニゲキル 9種類の猛獣と10mの超短距離走で対決!背後から迫りくる猛獣から、みごと逃げきれるか!? ボンバーアタック 台の上に立ち、巨大なボールを押し合って、相手をボールプールに落とそう! Jump×Jump フィールドの「島」から落ちないように、回転する2本のバーを、しゃがんだりジャンプして、1分間かわし続けよう! ニンジャレース 運、パワー、スピードが必要な3つのステージを、ニンジャのように素早く駆け抜けろ! ヨケキル 迫りくる猛獣の大群をよけまくれ! 足つぼPK 足つぼマットの上に立ち、痛みに耐えながらキーパーとキッカーに分かれてPK対決! カートコーナー(プラズマカー) 周回コースでプラズマカーに乗って走ろう! ローリングタワー 回転するテーブル上に順番にうまくブロックを積み上げよう!相手が崩してしまいそうなブロックの積み方がいかにできるかがポイント! ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 人気ブログランキングに参加しています。ぜひクリックをお願いいたします。 社会・経済ランキング にほんブログ村

本当の〝スマート農業〟ってなんだ?~実践経験から導き出されるものがヒントに!?~

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今回もまた、農業にまつわる話題。 先日、仕事でとある大学教授ととある会社の役員の方と話す機会がありました。 その際に話題になったのが、自身の農業(米・野菜作り)の取り組みについての苦労話。 特に役員の方は毎年米作りの季節になると、実家の農業を本格的に手伝っているそうで、「●●が大変…」という話題をかなり緊迫感を持ってお話しされていました。 そこで、大学教授が農学系の研究者であることもあり、「スマート農業」の話題に。 私はてっきり、その大学教授が「とは言っても、最近の研究や技術革新はすごくて、これだけ便利で生産性が上がる機材が登場しているんですよ!」と言うのかと思いきや、全くそうではありませんでした。 「スマート農業の呼び声はいいけど、それに向けた政府の方針や予算のつけ方は間違っている」 少し驚きつつ、続けて話を聞いていると「トラクターの自動運転を実現!なんて言っているが、現場は喜んでいない。だって、トラクターの運転って農業をする人にとって、そこまで負担のかかる作業じゃないもの」とのこと。 そこですかさず同席していた役員の方が、「そうなんです。もっと辛いのは水路を維持・管理するための溝掃除!そこを自動化してくれた方がいくらか助かる」 そしてお2人は口をそろえて言いました。 「政府も官僚も現場が見えていない、見ようとしていないからこういうことになるんだろうなぁ」 確かに、「スマート農業」と銘打ち、予算をつけて何らかのアクションを起こそうとしていることは素晴らしいことだと思います。 ただ、やはり現場が見えていないと、実践を踏まえていないと、どこか的外れな動きになってしまう。 「人の振り見て我が振り直せ」ではないですが、身につまされる思いがした出来事でした。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 人気ブログランキングに参加しています。ぜひクリックをお願いいたします。 社会・経済ランキング にほんブログ村 【ツイッター】 https://twitter.com/eskun8911nok

「ジャパンアズナンバーワン」から日本の強みを学ぶ~中間組織の復活が日本の復活~

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私の父(60代後半)が以前、原子力発電所の再稼働方針が電力会社によって示されたことで、その原発が設置されている自治体の住民が、その方針を認める・認めないの議論で揺れているニュースを見た際、こう言いました。 「住民たちは再稼働の是非について、電力会社や政治家にデモのような形で意見をぶつけるんじゃなくて、まずは町内会などの組織でじっくりと話し合って、ある程度意見をまとめたうえで交渉しないと前には進まない」 私もそう思います。電力会社や政治家など、権力を持った大規模な組織に対して、個々人が個別で意見をぶつけたところで、かないっこありません。というか、無視されるだけです。 何かを実現したり意見を通したければ、私の父が言ったように、町内会などの「中間組織」で十分に議論を重ね、意見を集約しなければなりません。 こうした「中間組織」が日本の強みであることなどが書かれた書籍 「ジャパンアズナンバーワン」 をこの間、初めて読みました。 かつての日本では、各種の業界団体(●●組合、●●事業社連合会、農協、労働組合など)が現在よりも活発に活動していました。 なかなか結論は出ないものの、そこで議論が繰り返され、集約されたものが政治家に届けられ、政策が実現されていく、という流れがあったわけです。この流れこそが日本の強みの源泉だとこの書籍では主張されているのです。 「なかなか結論が出ないなんて、だめだよ。めんどくさい」と感じる人もいると思います。確かにそれは事実でしょう。しかし、結論がすぐに出て実施された政策よりも、だらだらと議論を続けたうえで決まり、実施された政策の方がまだマシなのではないか?と私は思います。 これは、ここ30年間上記の中間組織を「構造改革」の名のもとに壊し、「だらだらと議論するのではなく、トップダウンで決めるんだ!」との方針で決められ、実施されてきた政策とその結果を見たらあきらかでしょう。 また、なぜ現在の政治家は国民の減税を求める声を無視し、緊縮財政を続け国民生活を壊し続けるのか?それは中間団体が破壊され、意見が集約される機会がなくなり、政治家に国民の声が届きづらくなってしまったからなのです。 「生活が苦しい、何とかしてくれ!」 そう思っており、その声を政治に何とか届けたい、と考えているのであれば、中間組織に属し(作り)、しがらみに苦しみながらもそこで意見を出し、まとめて

映画「オッペンハイマ―」を鑑賞しました。

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「原爆の父」を描いた映画「オッペンハイマー」を先日、鑑賞しました。 この映画は当初、世界で唯一の被爆国である日本では公開される予定はなかったそうです。 映画の詳しい考察などはネタバレを防ぐ意味でも、他の方の記事に譲ります。 ただ、私が感じたことを書こうと思います。 そもそも、こうした映画がアメリカで制作されたこと自体に驚きを感じます。 現在の世界の覇権国であるアメリカは、自分がすることはすべて正しいと考えているのではと感じますし、現職の大統領が被爆地の広島市を訪問した(させられた?)際にも、堂々と核攻撃の指令が可能な「核のボタン」を持ちこんでいた※ためです。 ※米の核ボタン、平和記念公園にまで持ち込んだのは・・・ 「8分」の核反撃判断に備えるため 広島サミットでバイデン大統領の随行者が携行 https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/311698 広島市であった先進7カ国首脳会議(G7サミット)で、バイデン米大統領の随行者が核攻撃を指令する通信機器などが入った「核のフットボール」とみられるかばんを平和記念公園(中区)に持ち込んだことを巡って、被爆者たちから批判の声が続いている。(後略) また内容面でも、よく耳にする、原子爆弾の開発・実戦投入が戦争の終結を早め、多くのアメリカ兵の命を救った…なんてアメリカ側の一方的な解釈ではなく、原爆による被害の実態を目にしたオッペンハイマーの苦悩なども描かれているのにも驚かされました。 率直に書くと「当時のアメリカ人にも人の心があったのか…」という思いです。 ※もちろん、だからと言って原爆投下という判断が正しいとは思っていません。 原爆を開発しそれを実際に使ったオッペンハイマー及びアメリカの行動は正当化できませんが、ただ、彼らの立場を鑑みた際、「愛する祖国を護るため」と彼らが考えたのであれば、そう行動せざるを得なかった部分もあるのではないか、と感じてしまうのです。 実際、オッペンハイマーは1965年のインタビューで、「私は今になっても、あの時もっと良い道があったと言える自信がない」という趣旨のことを語っています。 オッペンハイマーのインタビュー動画(英語) https://www.youtube.com/watch?v=AdtLxlttrHg&t=3s 「祖国に尽くすことしか考えられなかっ

「郵政民営化」見直しへ~なぜ、こんなことを進めたのか?という反省をしなければならない~

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      年初から報道が出ていましたが(産経新聞のスクープ!)、結局、郵便サービスの質を下げるだけの結果に終わった「郵政民営化」について、見直しの方向で政治が動いているようです。 <独自>郵政民営化方針撤回、金融2社の株式保有継続 自民、通常国会に改正法案提出検討 https://www.sankei.com/article/20240106-BCQMIUNAE5MBJCJDV4N6MHSZ3A/ 政府の郵政民営化方針の撤回に向けて、自民党内で郵政民営化法を改正する議論が進められていることが6日、分かった。日本郵政が保有するゆうちょ銀行とかんぽ生命保険の金融2社の株式について、一部を保有し続けられるよう完全分離の規定をなくす。日本郵政が日本郵便を吸収統合し、赤字体質の郵便事業を金融2社が支える構図を明確にする。郵便物の減少など郵便事業の業績悪化が背景にある。 (後略) 郵政民営化法、自民議連「今国会で改正やりたい」 社内には慎重論も 日本郵政グループが民営化する道筋を定めた郵政民営化法について、自民党の議員連盟「郵便局の新たな利活用を推進する議員連盟」が25日に都内で総会を開き、今国会での改正をめざす方向を確認した。全国郵便局長会の要望などを受け、郵便局網の維持コストを捻出する狙いだが、日本郵政グループ側には慎重論もある。国会が自民党の裏金問題で揺れるなか、調整は難航しそうだ。 (後略) 流れとしては、素晴らしいことだと思います…が、そもそも、郵政民営化って何のために実施したのでしょうか。 一応、民営化によって民間活力を導入し、郵便サービスの向上を図る!と言われていたかと思いますが、実際はどうだったでしょうか? 度重なる郵送料の値上げ、土曜配達の廃止…などなど、郵便サービスの向上なんて何一つ実現してはいないじゃないですか? 冷静になって考えてみればわかると思いますが、そもそも郵便事業というのは僻地だろうが離島だろうが均一の料金で郵便サービスを行き届ける以上、赤字になって当たり前です。 その当たり前の感覚をもっていた私たちの先人たちが、それでも郵便事業を維持するにはどうすべきかについて知恵を出し合い、金融事業(ゆうちょ銀行、かんぽ生命)で得た収益で郵便事業の赤字を穴埋めすることで、郵便・金融事業を合わせた全体で帳尻を合わせる、という仕組みを作ってくれたわけです。 そ

【新店情報!】広島市中⼼部に地元の素材を活かした料理とカフェ、バースペースを併せ持つ、新たなスタイルの飲⾷店舗「PLACE」がオープン

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建築、空間デザインの分野で、これまで多くの店舗のデザインを⼿掛けてきた、建築設計事務所 SWITCH&Co.(株式会社 SWITCH 本社:広島県広島市中区 代表:⾕川智明)が運営する、カフェ、バーとして使えて、広島の素材を活かしたシンプルな料理と酒を楽しめる、多様な使い⽅のできる複合型飲⾷店舗「PLACE」が、2024 年 3 ⽉ 23 ⽇⼟曜⽇にオープンしました。 築 70 年を超える⽊造建築物の柱と梁を再利⽤して補強した、リノベーション空間 「PLACE」は、フレッシュフルーツを絞ったジュース、季節のフローズンジュースやカクテルを楽しめ、スタンダードなカフェ、バーメニューも取り揃えた「PLACE」と、かきむすめ、⽐婆⽜をはじめ、怪獣レモンや瀬⼾内ケールなど、広島の素材を活かしたシンプルな料理を提供する、牡蠣と⾁と酒「MURO」が、築 70 年を超える⽊造建築物をリノベーションした空間に、むき出しの柱や梁と共存しています。 たくさんの柱をありのままに残し、補強することで⽣まれる隙間が居⼼地の良さを⽣み、新たに追加された機能との調和で、サスティナブルをテーマにしたデザインを取り⼊れています。 平和⼤通りに⾯した歩道沿いのテラスでは、街の情報が得られるコーヒースタンドとして 店舗表側(南側)には、平和公園から続く平和⼤通りの緑地が広がっており、歩道に⾯したテラスエリアは、地域の情報が得られるコーヒースタンドとしての役割を担って⾏きたいと考えています。 この地域を⽣活エリアにしている⼈や、県内外、国外から訪れた⽅々とのコミュニケーションが⽣まれる「場所」になりたいと願い、ふらりと⽴ち寄っていただけて、おしゃべりや⽴ち飲みを楽しんだり、テイクアウトをしていただけるカウンターを設えています。 都市の中の公園に⾒⽴てた、裏庭のテラスでも⾃由に過ごすことが可能 店舗裏側(北側)には、もともと建物に囲まれた隙間があり、そこを公園のように過ごしてもらいたいと思い、「URAKATAdesign」を主宰する刈内邦夫⽒が、「URA 庭」というレーベルで展開する植物園からセレクトした、存在感ある植栽に囲まれて四季を感じてもらえるアウトドア空間としています。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 人気ブログランキングに参加しています。ぜひ