本当の豊かさと政治が守るべきものとは?~尾道の街並みが醸し出す雰囲気から考える~

※おことわり
今回の投稿は経済成長を否定するものではありません。むしろ成長を志向するものです。




先日、広島県の尾道市を訪れました。


昔から、この街が醸し出すレトロで温かい雰囲気が好きです。









レトロはともかく、なぜこの街からはどことなく温かい雰囲気を感じるのでしょうか?
それは、全くの私見ではありますが、この街では小規模でありながらもいわゆる「地元の商店」がいきいきと営業を続けているからではないでしょうか?


尾道市の商店街には、居酒屋、カフェ・喫茶店、ラーメン屋、アパレル店、靴屋、クリーニング店…などなど、ほとんどすべてがチェーン店ではなく、恐らく昔から営業を続けてきたであろう、地元の方が経営している店舗が並んでいます。


チェーン店はコンビニくらいでしょうか?(言い過ぎかも知れませんが…)


画一的ではない各店舗独自のつくりと、店舗の歴史の長さ(古さ)が相まって、温かい雰囲気を醸し出しているのではないかと感じます。


彼らは決して大儲けをしているわけではないと思います。
ただ、地元住民が必要とする生活サービスをきっちりと提供し続け、彼らも生業を続けられる程度には売り上げを上げていく。


これが血の通った、人間らしい経済ではないかと思います。


そしてこの街を歩いて(何度目だろうか?)感じたのは、
こうした街や雰囲気こそ、政治が守るべきではないか、ということです。


昨今は消費税増税(インボイス制度導入)に、社会保険料の引き上げ、補助金の縮小・廃止など、小規模事業者、庶民を追い込む政策ばかりが進められています。


価値観は多様であるべきですが、政治家の先生方にはぜひともこの尾道の街を歩いてもらい、自分たちは何を守るべきなのかについて、今一度考え直してほしいものです。



おまけ



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