「It's a wonderful world」に桜井和寿氏が込めた思い~ミスチル談義~




Mr.Childrenの曲「It's a wonderful world」について解説します。


この曲は、10枚目のアルバム「IT’S A WONDERFUL WORLD」の


最後に収録されているタイトル曲で、


歌詞の秀逸さを感じる曲です。



Oh Baby 通り雨が上がるまで 

カプチーノでも頼んで待とうか? この醜くも美しい世界で


無駄なものなど きっと何一つとしてないさ


突然訪れる 鈍い悲しみに出会っても




「通り雨」は、嫌なこと・辛いことの比喩でしょう。



「辛いことがあっても、くじけずに行こうよ。」というところでしょうか?


「無駄なものなど…」以下は、このアルバムが出た時期とリンクしています。


このアルバムは、デビューから11年目を迎えたタイミングでリリースした一枚。


バンドの在り方を模索したり、爆発的に売れたり、


行き詰って活動休止したり、思い切って売り上げ度外視のアルバムを出したりなど、


紆余曲折を振り返ってのフレーズです。


また、「これで正しかったのだろうか?」という疑問を感じていることが伺えます。



あなどらないで 僕らにはまだやれることがある

手遅れじゃない まだ間に合うさ


この世界は今日も美しい そうだ美しい




そして、立ち止まっている暇はない、


自分たちが今できることをやっていこう!


という強い決意を感じます。


何だか、歌詞を読んでいると少し力が湧いてきませんか?


これほど成功したバンドでも、


こうした迷いや戸惑いを持って生きている。(かなり古い作品ですが…)


なら、自分も…。と、少しだけ頑張れます。


機会があれば、ぜひ聴いてみてください。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
人気ブログランキングに参加しています。ぜひクリックをお願いいたします。

社会・経済ランキング
にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村

【ツイッター】

そんなに稼いでどうするの…?~巨額の役員報酬は日本人の価値観に合うか~




役員報酬に関する記事を読み、


タイトル通りのことを感じました。



「『役員報酬1億円』最多の557人」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46717640Y9A620C1EA5000/

2019年3月期に上場企業で1億円以上の役員報酬を得た「1億円プレーヤー」の数が557人(上場子会社除く)と昨年の537人を上回り、過去最高を更新した。グローバル競争を勝ち抜くため優秀な人材を確保しようと高額報酬を付与する企業が増えている。業績や株価に連動する報酬も増えており、報酬体系が「成果に報いる」欧米型に近づいてきた。

28日時点で各社が開示した19年3月期の有価証券報告書(有報)を東京商工リサーチが集計した。1億円以上の報酬を付与する企業も273社と過去最高を更新した。

1億円プレーヤーの顔ぶれをみると、上位10人のうち6人が外国人だ。

1位はソフトバンクグループ(SBG)のロナルド・フィッシャー氏で約33億円。19日の総会で報酬の多寡について株主から質問が出た際、孫正義会長兼社長は「欧米ではもっと高額な報酬が支払われることもある」と答え、理解を求めた。同社はマルセロ・クラウレ氏(米通信子会社スプリント会長)など計4人が10億円を上回った。


(後略)


…。


記事では、欧米型の成果に最大限報いる報酬体系に近づいてきた、


ことを称えるように書かれています。


実際、どうなのでしょうか。


「和」を尊ぶ文化のある日本では、


一人があまりにも巨大な報酬を得ることに疑問を持つ人も多そうです。


記事の表を見ると、上位は外国人が多くランクインしています。


やはり、日本人と外国人の価値観は違うのでしょうか…?



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
人気ブログランキングに参加しています。ぜひクリックをお願いいたします。

社会・経済ランキング
にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村

【ツイッター】

最新の投稿

自民党総裁選の危ういシナリオ──仮に党員票トップの高市氏が敗北すると開かれる“消滅への道”

  いよいよ本日、自民党総裁選が行われる。候補者の中でも注目を集めるのが高市早苗氏と小泉進次郎氏だ。 仮に今回の総裁選で、 高市氏が党員票で圧倒的にトップを取りながら、決選投票で小泉氏に議員票で逆転される ──そんな展開になったら、自民党はどんな未来を迎えるだろうか。 結論から...

人気の投稿