「さや」さんとは何者?──参政党から現れた“氷河期世代の声”

 




2025年7月20日、参議院議員選挙が行われます。 東京選挙区では32人が立候補し、7議席を争う激戦区。 その中で注目を集めているのが、参政党から出馬した「さや」さんです。


🧭 1. 異色の経歴──“シンガーソングキャスター”から政治の舞台へ

「さや」さんは、もともと歌手・キャスターとして活動していた表現者。 やさしい歌声と知的なトーク力で知られ、保守系ネット番組などで政治議論にも積極的に参加してきました。


  • 本名:扇 清香(おうぎ さやか)

  • 出身:神奈川県横浜市港南区

  • 学歴:青山学院女子短期大学 英文学科卒

  • 肩書:シンガーソングキャスター(本人命名)


「ラブ&ピース」を歌っていた彼女が、“日本人ファースト”を掲げる参政党に共感し、政治の世界へ飛び込んだ背景には、元航空幕僚長・田母神俊雄氏との番組共演などが影響していると語っています。


📊 2. さやさんの政策──“暮らしに直結する”シンプルな訴え

彼女が掲げる政策は、生活者目線でわかりやすいものが中心です。






「国のお尻を私たちが叩きまくります!」という演説は、就職氷河期世代のリアルな怒りと希望を象徴しています。

📱 3. 選挙戦略──“ひらがな2文字”とSNSでの浸透力


  • 候補者名を「saya」から「さや」に変更し、史上最短の名前で認知度アップ

  • 街頭演説とSNS(X・YouTube)を連動させ、支持者との距離を縮める戦略

  • 三橋貴明氏との対談で、経済政策の理解を深める発信も展開


実際に「ひらがなの名前の人が気になって来た」という声もあり、親しみやすさと発信力が支持拡大につながっているようです。

🧠 4. なぜ注目されているのか?

  • 都議選で参政党が3議席獲得し、勢いがある

  • 東京選挙区では報道各社の情勢調査で「善戦」と報じられている

  • 無党派層や保守層の受け皿として、“自民党に満足していない層”の支持を集めている


「今の生活が苦しいと感じている方たちが、自民党を選び続けることはない」と語る彼女の言葉は、政治への失望を希望に変えたいという強い意志を感じさせます。


📝 おわりに──“氷河期世代の声”が政治を動かすかもしれない

「努力が報われる社会を作りたい」 そんな思いを胸に、音楽と言葉で人々に寄り添ってきた「さや」さん。 今度は、国会という舞台でその声を届けようとしています

この選挙が、新しい政治の可能性を開くきっかけになるかもしれません





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借金1220兆円でも破綻しない?──日本の財政の“謎”を読み解く

 




「日本の借金は1220兆円」 「国民一人あたり約1000万円の借金」 そんな数字を聞くと、「日本ってもうヤバいのでは…?」と思ってしまいますよね。

でも実は、日本は“財政破綻しにくい国”だと言われています。 この記事では、その理由をわかりやすく解説します。

💰 そもそも「国の借金」って誰の借金?

まず前提として、「国の借金=国民の借金」ではありません。 正しくは、「政府の負債」です。

  • 政府が国債を発行して資金を調達

  • その国債を買っているのは、主に国内の銀行や日本銀行

  • つまり、“日本国内で貸し借りしている状態”なんです

これは、家族内で「親が子どもにお金を借りている」ようなもの。 外部から借りているわけではないので、破綻リスクは低いのです。


🏦 日本は「自国通貨建て」で借金している

日本の国債はすべて円建て。 つまり、外国からドルなどで借りているわけではありません。


  • 円建てなら、最悪の場合でも日本銀行が買い支えることができる

  • 実際、日銀は国債を大量に保有しており、政府の“最後の貸し手”になっています


これは、ギリシャやアルゼンチンのように外貨建てで借金していた国とは根本的に違う点です。


🧠 財政破綻とは「返済不能」ではなく「信用喪失」

財政破綻とは、単に「借金が多い」ことではなく、 「借金を返せる信用がなくなること」です。

日本は以下の点で信用を維持しています:


  • 世界第3位の経済規模

  • 安定した政治体制

  • 巨額の国内資産(家計の金融資産は約2000兆円)


つまり、「返せる見込みがある」と思われている限り、破綻は起きません。


🧮 日銀と政府の関係は“親子”のようなもの?

これがもっとも大きいのですが、日本銀行は、実質的に政府の“子会社”とも言われます。


  • 政府が日銀に国債を売る

  • 日銀が利子を受け取るが、最終的には「国庫納付金」として政府に返還

  • 実質的には政府が自分に利子を払っているような構造


この仕組みがある限り、政府が“自分の財布”から資金を調達できる状態とも言えます。



📝 おわりに──「借金=悪」ではない時代へ

日本の財政は、確かに課題だらけ。 でも、「借金があるから破綻する」という単純な話ではありません。

大切なのは、借金の“質”と“信用”。 そして、国民が冷静に仕組みを理解すること。


「財政破綻するかも…」と不安になる前に、 まずは“なぜ破綻しないのか”を知ることが、未来への第一歩です。





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