中途半端な減税政策が裏目に出る岸田首相~国民が本当に望む政策は「消費税減税」~





週刊誌が岸田政権への批判記事を連日のように掲載・配信しています。


それだけ、岸田政権批判が注目を集められるコンテンツなのでしょう。


掲載されてい細かい内容の真偽はともかく、
おおむね国民感情を反映していると思います。


岸田首相、国民が望む「消費税減税」は「検討もせず」のトンチンカン…17兆円かけても「増税メガネ」の汚名そそげず
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe5e244060654cf286d843641a87a5e6618ae041

「デフレ完全脱却のための経済対策だ」
11月2日、岸田文雄首相は首相官邸で記者会見して、こう宣言した。

「所得税・住民税の定額減税と低所得者向けの給付などを含めた経済対策の規模は、総額17兆円台前半になります。首相は『来年夏の段階で賃上げと所得減税をあわせることで、所得の伸びが物価上昇を上回る状態を確実につくる』と胸を張って語りました。

 2024年6月から実施される予定の所得税3万円、住民税1万円の減税の狙いについては、『デフレ脱却ができるかどうかの瀬戸際だからこそ、あらゆる政策を総動員し、国民の可処分所得を拡大する』と説明していました」(政治担当記者)

 岸田首相は、ときに笑みを浮かべながら記者会見をしていた。だが、どうやら自信満々の政策は、国民には不評のようだ。記者会見後にマスコミ各社がおこなった世論調査で、経済対策への評価は散々な結果となった。

(後略)


記事にもありますが、
JNNの調査では今回の減税政策について64%の国民が「評価しない」としています。


「その場しのぎ」、「どうせ後々増税を言い始めるに決まっている」と国民に判断されているんでしょうね。


さらに、減税すれば物価が下がる可能性が高い消費税減税については、


「そもそも(消費税を)引き下げるということは考えておりません」

「考えておりませんので、引き下げの効果ということについても考えておりません」と


予算委員会で否定。


もっとうまく濁したりして支持を得ようとは考えないのでしょうか…?と政治素人の私でも考えてしまいます。。


完全に否定してしまってはもう後戻りできないじゃないですか…。


岸田首相、本当に支持率を回復させたいのであれば、
小手先の所得減税でお茶を濁すのではなく、「消費税減税」を実現しましょうよ!


そりゃ、さまざまな抵抗があるでしょうよ。


それでもあきらめずに取り組むのが政治家であるあなたの仕事ですよー!



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

人気ブログランキングに参加しています。ぜひクリックをお願いいたします。

にほんブログ村 経済ブログへ

【ツイッター】
このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

人気の投稿

経済学者・吉川洋氏の変化~かつては財務省の緊縮財政を批判していた!?~

なんでもかんでも民間に任せるものではない~ホーユーの給食供給ストップから考える~

「今年は来年よりもいい年」の意味〜中野剛志さんがこの言葉に込めた日本の未来への危機感とは?〜