坂の上の雲ミュージアム@愛媛県松山市へ~当時の日本人と現代の日本人の違いとは!?~

 



先日、愛媛県・松山市にある、坂の上の雲ミュージアムに行きました。


「坂の上の雲」とは、司馬遼太郎氏原作の小説で、松山市出身の3人の男たちを主人公に、日露戦争の勝利するまでの日本を描いた青春群像劇です。


NHKでドラマ化されましたが、どうやら9月8日から再放送されるようです。
https://www.nhk.jp/p/ts/X7PG14YX57/


それはさておき、冒頭の写真にもあるように、
本ミュージアムは日露戦争で活躍した戦艦三笠の模型が展示されているなど、見ごたえのある施設になっています。


近代日本がいかに苦心しながら近代国家を築いていったか、築かざるを得なかったかを感じる施設です。











興味のある方はぜひ現地に行ってみてほしいのですが、
これほどまでに明治時代の日本人たちの底ヂカラを見せつけられると、ふと疑問が浮かんできます。


「現代の日本人と彼らは何が違うのだろうか?」


恐らく、能力に違いはありません。


150年程度で人間の能力に差が出るとは思えませんから。


では、その違いは何でしょうか?


恐らく、明治時代の多くの日本人が「何が何でも近代国家を目指すんだ!」という大きな目標を共有していたことが大きいのではないかと思います。


何か共通の目標をもち、そこに協力しながら突き進む。


こういうのが日本人は得意なのだと思います。


一方で、現代の私たちはどうか?


一定程度の経済成長と豊かさは達成され(それも今は危ういですが…)、


目指すべき目標がなく、漂流している。。


再び、先人たちのような気概を取り戻すには、
政治が夢や目標をもっと国民に語るべきではないでしょうか。


なんとなく、そんなことを感じた愛媛滞在でした…。


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