チリで「反・緊縮」運動が勃発〜日本も「反・緊縮」で結束しなければならない〜
南米のチリで政府の緊縮財政政策に抗議する声が高まり、
デモに発展しています。
【チリ、反緊縮デモ収束せず COP25開催も断念 国際的な信用失墜】
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20191031&c=DM1&ng=DGKKZO5160545030102019FF2000
【サンパウロ=外山尚之】
南米チリのピニェラ大統領が30日、首都サンティアゴで予定していたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開催を断念すると発表した。低成長下で導入した緊縮策への抗議デモが100万人規模に膨らみ、一部が暴徒化するなど混乱が広がっているためだ。APECで予定していた米中首脳会談が宙に浮くなど影響は大きく、チリの信用失墜は避けられない。
ピニェラ氏は12月にサンティアゴで予定していた第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)開催も断念した。
地下鉄の運賃引き上げを引き金にデモが広がった。学生の一部が暴徒化し、各地で治安当局との衝突が起きている。サンティアゴ中心部では29日、抗議活動の激化で商業施設で火災が発生した。政府は同日、一連の抗議活動で少なくとも20人が死亡したと発表した。全国各地でストライキも広がり、最大の輸出品である銅の生産にも影響が出ている。
11月16日から予定していたAPEC首脳会議が迫るなか、ピニェラ氏は「我々は国民の声を聞く」と強調。22日に最低賃金や年金の引き上げ、電気料金の引き下げなどを含む社会保障改革を提案し、28日には国民の批判を集めた8閣僚を交代したが、デモは収まらなかった。首脳会議を前に強硬措置を取りづらかった面もある。
(後略)
…。
チリでは、不況下にも関わらず政府が緊縮財政を推進し、
地下鉄の運賃引き上げが引き金となって
大規模なデモに発展したようですね。
死者が出ていることから
かなり暴力的な暴動に発展していることが分かります。
その抗議方法はともかく、
政府の理不尽な緊縮財政に反対する姿勢は間違っていないと思います。
記事の冒頭に、「チリの信用失墜は避けられない」という記述がありますが、
国際的な信用が云々よりも、
国民を貧困化させないことの方が重要であることは明らかです。
そもそも、国際的な信用って何?
チリの国民はそう思っているからこそ、
大規模な暴動に打って出ているのだと思います。
「まずは、自分たちにメシを食わせろ!」と。
対する日本はどうでしょうか?
約20年もデフレが続き、国民はひたすら貧困化しているにも関わらず、
最近は随分と変わってきたとはいえ、
「反・緊縮」運動は大きなうねりになっていません。
つい先日に行われた、チリと同じ「不況下での緊縮財政」である
消費税増税についても、
今後、どうなるかは不明確ではありますが、
多くが反対しているわけではありません。(それどころか賛成が多い)
【10月の消費税増税、賛成49% 反対44%を上回る】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49277830R00C19A9PE8000/
日本経済新聞社の世論調査で、10月に迫った消費税率10%への引き上げの賛否を聞いたところ、賛成が49%で反対の44%を上回った。前回7月の調査では賛成が43%で反対が50%だった。設問が異なるため単純比較はできないが、賛成が反対を上回るのは2018年10月調査以来。その後6回実施した同様の調査はすべて反対が多かった。
(後略)
…。
チリのように暴動を起こせとは言いませんが、
日本人も「反・緊縮」を旗印に、
政府の緊縮財政政策にもっと反対すべきではないでしょうか?
あまりにも、従順すぎです。
確かに、世の中の流れに従うことは楽です。
なぜなら、何も考えなくていいから。
しかし、自分の生活について真剣に考えない人に、
豊かな未来は訪れないことは確かだと思います。
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