安藤裕衆議院議員の奮闘~「日本の未来を考える勉強会」が日本を救う~
緊縮財政・構造改革派の政治家さんが多い印象のある自民党ですが、
その中にも、経済・財政について正しい認識を持たれている方もいます。
例えば、安藤裕衆議院議員。
先日、安藤議員があるべき財政政策などについて語った記事が配信されていました。
【「財政出動が必要」前内閣府兼復興大臣政務官安藤裕氏】
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190913-00010001-jindepth-pol&p=1
本日のゲストは、自民党衆議院議院で前内閣府兼復興大臣政務官の安藤裕(あんどうひろし)氏。安藤氏主宰の「日本の未来を考える勉強会」の活動について、政治ジャーナリストの細川珠生が話を聞いた。
…(略)
このまま若手議員で先輩達が決めることに従うのではなく、若手でも「こうするべきではないか」としっかり意見を出して、提言をまとめてく姿勢をとろうという意図で勉強会を始めたという。
安藤氏は、「初めて当選したときから、少人数での勉強会はやっていた。そのとき、内閣官房参与で京都大学の藤井聡先生に指導いただいた。なかなかデフレ脱却できない、そんなときにもうちょっと幅を広げて、うちの同期全員に声をかけて始まってのがこの勉強会。」と述べた。
…(略)
安藤氏は、「アベノミクスが始まる前まではずっと緊縮財政だった。政府は金を使うな。財政が厳しいから、政府支出は削減するのが正しい、というのが流れだった。そこでアベノミクスは、財政再建の前に経済再生が必要だが、それではデフレから脱却できない。そのために財政支出を拡大することが必要だから第2の矢を撃った。その原点に戻り、それをしっかりやるべきだ。」と述べた。
…(後略)
…。
安藤さんは記事にもある通り、
「日本の未来を考える勉強会」(https://nihonm.jp/)を立ち上げ、
経済・財政に関する正しい知識を多くの議員さんたちと勉強されています。
こうした未来への危機感から社会通念(日本の財政破綻論など)に疑問を感じ、
自ら動かれていることは素晴らしいと思います。
結局、世の中を動かすのは、こうした地道な努力の積み重ねではないでしょうか。
とはいえ、現在の自民党は緊縮財政・構造改革派が主流です。
安藤さんたちは党内で不利な立場に追いやられる可能性もあります。
私たち有権者にできることは、
安藤さんたちの勉強会や提言などを拡散し、
彼らが行おうとしている政策が正しいということを広めていくことです。
そうすれば徐々に(本当に徐々に)、
財政拡大派の勢力を拡大できるかと思います。
記事中の特に素晴らしい部分をご紹介します。
「我々がこどもの頃は、世界の中でも豊かな国で、先進国のプライドをもって暮らすことができた。子ども達にそれを残せるかどうかの瀬戸際にいる。やらなければいけないのは、我々の暮らしを次の世帯に残していくこと。20年間停滞してきたのは、はっきり言って、経済政策のどこかがうまくいっていなかった。」
安藤さんがおっしゃられる通り、
現在の日本の繁栄を次の世代に引き継ぐことが、
僕たちの使命であり、責任です。
そうでなければ、繁栄した日本を残してくれた先人たちに申し訳が立たないですから。
また、アルベルト・アインシュタインが、
「いかなる問題も、それをつくりだした同じ意識によって解決することはできない」
との言葉を残した通り、
緊縮財政・構造改革で20年間も経済が低迷しているのであれば、
意識を変えて、
財政拡大に舵を切り直しましょう!
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