常識を疑う視点~稀代の財政家・高橋是清の名言から我々は何を学ぶことができるか?~




「一足す一が二、二足す二が四だと思い込んでいる秀才には、生きた財政は分からない」



この言葉は、稀代の財政家高橋是清氏が遺したものです。


大正・昭和期に財務大臣を務め、


第20代内閣総理大臣でもあります。


彼の業績は、日露戦争の戦費調達に加えて、


昭和恐慌によるデフレ不況を、


「金融緩和+財政出動」という真っ当な政策で乗り切ったことが挙げられます。


なぜ、彼はデフレという危機のさなかに、


また、現在と同様に



「政府は民間の経済活動に口を出すな!財政は均衡せよ!」



という社会通念が存在している中、


こうした正確な政策判断を下せたのでしょうか?


それは、冒頭の言葉にあるとおり、


常識を疑う視点があったからではないでしょうか?


当時の彼らにできて、我々にできないことはありません。


むしろ、インターネットという、


自ら企図すれば、いくらでも情報を手に入れられる武器があります。


高橋是清氏のように、


経済や財政について、


常識を疑い、考えてみませんか?


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