堂々と財政出動を語ろう!~新紙幣の発行の目新しさの効果などたかが知れている~




少し古い記事ですが、


先月発表された新紙幣について、


発表時期を前倒しし、改元との相乗効果を狙ったようです。



「新紙幣、異例の5年前公表」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43531720Z00C19A4EA2000/

麻生太郎財務相が9日発表した紙幣(日本銀行券)刷新は財務省が昨年来、極秘に検討を重ねてきた。一新する2024年度から5年前となる時期の公表は異例だ。今月1日に明らかにした新元号「令和」との相乗効果を狙ったとみられる。一連の調整は麻生氏が主導した。

財務省が与党側に伝えたのは発表前日の8日だ。「極秘扱いでお願いします」。可部哲生理財局長ら幹部は自民党の二階俊博幹事長や公明党の山口那津男代表を回った。説明が終わると資料を回収し、保秘を徹底した。

■18年春に構想浮上

最初に財務省内で構想が浮上したのは18年春ごろだ。「安倍政権の間にやるべきじゃないか」。2度にわたる消費税増税の延期などで煮え湯を飲まされ続けてきた財務省内にはこんな考え方があった。

当時は学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る決裁文書の改ざんや前次官のセクハラ問題で財務省は揺れていた。省内の協議の末、時期尚早との認識に傾いた。「あとは政治の判断を待とう」。情報をごく一握りの幹部に限った。

新紙幣は独立行政法人の国立印刷局が製造する。作業は印刷するための「原版」を工芸官と呼ばれる10人程度の職人が手彫りする。紙幣の刷新はもともと20年周期で繰り返してきた。これは印刷技術の伝承サイクルと重なる。


(後略)


…。


何だかせこいなと思います。


改元による消費拡大効果なんて、


実質賃金が低迷している以上、


たかが知れています。


そんなみみっちいことを行うのではなく、


堂々と財政出動を主張し、


デフレ脱却を目指しましょうよ!


政治家は、決して小さくまとまってしまってはいけません。



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