生活感に根差した政治家・亀井静香氏~彼を追い出した自民党は何を失ったのか?~
広島を地盤とした、
元・衆議院議員の亀井静香氏。
まさに「生活感に根差した政治家」という気がします。
「モラトリアム法10年目 現状を聞く」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41814200X20C19A2EE9000/
…。
上記の記事を読んでいただければ分かりますが、
モラトリアム法とは、「中小企業金融円滑化法」の通称で、
中小・零細企業の資金繰りを救済するために、
亀井氏が主導して成立した法律です。
こういった法律は、市場原理主義者からすると、
「適切な市場競争を妨げて、けしからん!」と言うのでしょうか。
確かに、市場競争が必要な場面はあるでしょう。
しかし、いつもそればかりが正しいわけではありません。
亀井氏は、大資本の論理ではなく、
こうした一般の生活感に根差した政治感覚を持っていたのだと思います。
昔のいわゆる「旧い自民党」の政治家の方々には、
生活感に根差した政治家が多くいました。
それが、今やグローバル企業・大資本ばかりを向く政治家ばかり…。
であれば、どうするか?
亀井氏のような政治家を応援し、選挙を通じて国会に送り込むしかありませんね。
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